ディズニーランドの「ホーンテッドマンション」で見かけて気になっていた作品。
 クリスマス時期ならきっと、と思っていたらCSで放送されたので、見てみました。

 あらすじは「ハロウィンの街に暮らすカボチャの王様ジャックは、ある日『クリスマス』を知り、ハロウィンの街でもクリスマスをやろうとするが……」というもの。
 ホラー作品の登場人物がクリスマスの華やかさに憧れるようなもので、そのシーンが何ともたまりません。物凄く憧れて真似しようとしているのに、どうしてかホラーから抜け出せずに不気味なクリスマスになってしまうのも、本人達は楽しそうだけど悲哀なシーン。コミカルなシーンなので素直に笑えばいいんだろうけど、なんだか笑えなくて逆に切ない。登場人物の中で、唯一そんなホラークリスマスに危惧を抱いているヒロインとシンクロしている気分。

 アニメーション映画なのですが、どちらかというとパペットアニメーションを見ている気分。なんだか神秘的な印象を受けてしまいます。動きも滑らかで、いわゆる「アニメ」とは違う独特の映像になっています。新技術を見た! という気分にさせられます。すごいですよ。
 基本的にはミュージカルなので、登場人物たちが歌っているシーンが大半なのですが、なんだか本当に舞台を見ているかのように錯覚してしまうのは、この映像がとてもいいからなんでしょうね。

 ちなみにジャックは骨人間。いわゆるスケルトン。登場するヒロインも、つぎはげだらけの人形です。人形って紹介されているけど、これ多分フランケンシュタインみたいなものですよね。
 普通に考えたらラブストーリーなんてありえないはずなのですが、そこはやっぱろティム・バートン。ロマンティックです。ちょっとエピソードが足りなくて、展開が急すぎる印象はありますけど、クリスマスに挑むハロウィンの住民達というメインストーリーをたっぷり描きつつ、そういった心情面も描いて1時間ちょっと。というか1時間ちょっとしかないのが信じられないくらい。なんとも濃いです。

 子供が見ても楽しいだろうし、大人が見たらグッと来るシーンが多い作品なのでは無いでしょうかね。
 大変面白かったです。

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2009/12/23 (Wed) 19:03 | 映画 | コメントする(0) | Trackback(0)
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