ぐるぐる猿と歌う鳥 (ミステリーランド) ミステリーランドの新刊(と呼ぶには発売から結構過ぎちゃったけど)の、「ぐるぐる猿と歌う鳥」を読みました。
 作者は加納朋子さん。「ささらさや」や「てるてるあした」の人ですね。この2冊を見て、とても好きになってしまった作者さんだったので、ミステリーランドで本を出すと知って、とても期待していました。

 舞台は九州。とある企業の従業員と家族が暮らしている平屋の団地。ここに引っ越してきた男の子と、その子が通う小学校、小学校で親しくなる子供達。けど、この団地に暮らす子供達は、とっても大きな「秘密」を共有していて……。

 といった内容で繰り広げられるミステリー。現実的に有り得るかどうか、をさておいて、とても面白い内容でした。
 リアルかどうかを重視するのは、子供向けのストーリーでは、ある意味邪道だと思うのね。ファンタジーなんだし。夢があるかどうか、の方が、よっぽど大切だと思います。
 タイトルになっている「ぐるぐる猿」と「歌う鳥」も、作中にきちんと登場します。ここも、現実には有り得ないだろうとツッコミを入れたくなるんですが、そういうの抜きにすると、とても楽しいと思うんですよね。
 やっぱり、ミステリーランドはいいなーと思う瞬間です。

 というわけで、個人的にはかなり楽しかったです。
 加納さんの本は、私には外れが無さそうな気がしてきたので、また違う本も読んでみよう。

 あ、余談ですが、九州弁に戸惑う主人公の心理は、九州弁を知らない読者の心理を代弁していていいですね(笑)
 方言って、その地域の人以外には、外国語以上に謎な言葉になりますよね……。

ぐるぐる猿と歌う鳥 (ミステリーランド)ぐるぐる猿と歌う鳥 (ミステリーランド)
加納 朋子


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2007/10/09 (Tue) 12:49 | | コメントする(2) | Trackback(0)
Comment
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高っ!
まあ単行本なので
 装丁がしっかりしているので、本のお値段としては、このくらいは割と普通だと思うですよー。
 ……確かに高いけど。
 もうちょっと安ければ、いろいろ買えるんですけど、こればかりは、なかなか(、、;

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