くらのかみ 今度の読書は「ミステリーランド」繋がりで、小野不由美さんの「くらのかみ」です。
 小野さんというと「十二国記シリーズ」という小説シリーズが面白いのですが、この作品もまた違った面白さでした。

「本家」と呼ばれる山奥の家に集まる事になった親戚達。子供達はあるとき、「5人だったはずの子供が、何故か6人になっている」ことに気付きます。
 誰が増えた子供なのか? 何故かそれがわからない。
 疑問に思うものの答えは出ません。
 そんな中、彼らの周囲では、子供達や、その両親を狙ったいくつかの事件が起きて……。
 ――というストーリー。

 大きな謎は「事件の犯人は誰なのか」と「増えた子供は誰なのか」という2つで、それが平行しながらストーリーは進みます。
 でも、そんなに大きな謎じゃありません。特に、増えた子供が誰なのかは、すぐ見当が付くんじゃないでしょうか。
 で、この謎の真相から、もう1つの謎を紐解くという展開で、頭が混乱しそうになりますが結構楽しかったです。

 ただ、最後に「本当はいなかった子供」が誰なのか判明した時のオチは、あんまり好きじゃないかなぁ。
 もうちょっと、ひと盛り上がり欲しかったところだったので、あっけなかったというか、目が点になって終わったというか(笑)

 エンディングは個人的にはイマイチでしたが、そこに至るまでは、とても面白かったです。
 ……で、次はどのミステリーランドにしようかなーっと。

くらのかみくらのかみ
小野 不由美


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2006/08/17 (Thu) 23:34 | | コメントする(0) | Trackback(0)
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