そして二人だけになった―Until Death Do Us Part お次はこちら。
 同じ森博嗣さんで「そして二人だけになった」です。

 事故によってシェルターの中に閉じ込められてしまった6人。
 1人、また1人と順番に死んでいって、最後に残ったのは、天才とそのアシスタントという2人だけ。
 自分が犯人じゃないなら、犯人はもう1人のあなたしかいない……。

 という展開で進むミステリーです。
 あれですね。「そして誰もいなくなった」のオマージュですね。
 内容も、ちらほらと「そして誰も~」を思い出すような感じになっていました。

 基本的に、最後に生き残る2人の視点が平行しながら、ストーリーは進みます。
 で、それを見ていると、最後に2人が残った所で「さぁて犯人はだぁれ?」という事になってしまうんですよね。
 というか、まぁ、冒頭を読み終えた時点で犯人の目星をつけていたので「ああまぁやっぱりそういうことなのかな?」と読み進めたわけですが…………。
 終盤を読むと大混乱。推理が当たっているのか外れているのか、そこまで真実でそうじゃないのか分からないままに本編自体が終わってしまいました。
 ……これって結局どういう意味なのだろう。うーん。

 個人的には最後にスッキリしないと嫌なので、解けない謎が残るミステリーは苦手です(笑)
 面白いんですけどね。嫌いではないんですけど。
 誰か正しい回答を教えて下さい、という気分になるのが苦手なのです。

 この本の場合も、面白くないわけじゃないんですが、ちょっと悶々としたものが残ってしまう読後感になってしまったのでした。
 こういうタイプが好きな人にはオススメしてみます。苦手な人は、私と同じ事になりそうなので、止めておいた方が良いかもです(笑)

そして二人だけになった―Until Death Do Us Partそして二人だけになった―Until Death Do Us Part
森 博嗣


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2006/08/12 (Sat) 14:43 | | コメントする(0) | Trackback(0)
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