9月6日の3時7分、北海道で地震がありました。
 「平成30年北海道胆振東部地震」です。

 あの日から3週間が経って、ようやく生活は落ち着き始めているのかな、という感じです。
 直後には品薄だった食料品も、ようやく地震前のように買えるようになってきました。
 ……「買える」だけですけど。たとえば玉子なら、6個入り648円のものなら売ってます。ちょっと躊躇してしまう値段なので、私は買いませんけど、地震の後ずーっと玉子売り場が空っぽだったことを思えば、「買うか買わないかを選べる」ところまで復旧したんだなぁと、しみじみ。

 私の家は、幸いにも建物には被害が無く、パソコンが倒れたり、棚が吹っ飛んだり、落ちたものが壊れたり、その位で済みました。私自身には怪我もありません。
 北海道全域が停電したので、その影響は受けましたが、断水まではしなかったので水は出るし、都市ガスも大丈夫だったので台所のコンロも使うことができました。

 でも、すぐ近くの交差点まで行くとアスファルトがひび割れていたし、さらに5分ほど歩いた場所では大きな陥没がありました。1mくらい道路が沈んでしまっているんですよ。車は数日通行止めになりましたが、歩行者は「気をつけて歩きましょう」程度で、なかなかヒヤヒヤ・ドキドキしてしまうものがありました。

 車道は仮復旧という形で工事が行われましたが、歩道はまだ直っていなかったりします。車道もコンクリートが割れるくらいに沈んだところだけで、ちょっと沈んだ程度、ゆるく波状になった程度の所は、実は手付かずだったりします。
 道路と一緒に1mほど沈んでしまった電灯も、沈んだその状態のまま放置されています。そこまで深くじゃないものの、やっぱり陥没してしまった電柱があるのですが、これもやっぱり放置です。電柱の方は傾いてもいるので、なかなかスリリング。
 電線って、普通は「たるみ」があるじゃないですか。でも、この電柱のところだけ、電線がピーンと張っているんです。電線に支えられたおかげで、電灯ほど沈まないで済んでるんじゃないかなって思うくらい。おお、怖い。

 このあと月曜日にかけて、強い台風がやってくる予報です。その影響でもっと酷いことにならないといいな……と、ドキドキ・ヒヤヒヤしながら思います。
 ……そもそも、地震の前夜に来た台風で倒れた木、まだそのままになってて片付いてなかったりしますしね……。


 家の近くを歩いていると、いくつも壊れてしまった家を見ます。落下物で駐車場に停めてあった車が壊れているところも見ました。まだまだ直っていないお宅ばかりです。
 私の家は幸運でした。日に日にひび割れが増していっているように思う道を歩きつつ、そう思ったりする日々ではあります。

 ところで私は札幌市に住んでいますが、先週、札幌市長は「生活は元に戻っている」「安心して観光に来て欲しい」と、市外の人々に向けてのメッセージを発信しました。
 それも、札幌市民に向けてのメッセージは無いままに、です。
 私と、市長が見ている「札幌」は、随分と違うのだなぁ。
 よほど苦情が来たのか、市民宛てのメッセージが追加で公開されたり(でもその内容も酷いもので)、さらに苦情が来たのか修正を重ねていたりしていて、なんとも形容しづらい気持ちで眺めています。

 北海道は広いので、揺れが大きくなかった地域は本当に生活が元通りに戻っているようです。
 札幌も十分に広い街なので、被害が少なかったところが沢山あります。そういう地域に住んでいる人が、自分の周囲だけを見て「札幌は何ともない!どんどん観光に来て!」とtwitterで発言したツイート、道外に住んでいる方が善意でRTしているのを見かけたりもします。

 でもね、こういう光景を目の当たりにしているので、そういうのを見るたびに胸は痛みます。
 その人の見ている「札幌」と私の見ている「札幌」が違うだけなんでしょうけど。

 とりとめないですけど、最近の私の日常は、こんな感じです。
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2018/09/29 (Sat) 23:46 | 雑記 | コメントする(0) | Trackback(0)
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