試写会で、マダガスカル2を見てきました。

 アニメ映画で、名前の通り2作目なのですが、前作を全然知らない+予備知識0で見てきましたので、その視点からの感想を。

 オープニングで、まず主人公の生い立ちらしき物が描かれます。ぶっちゃけ前作関係なし。そして緊迫感たっぷり。これがいい。続き物の癖して、観客を平等に扱いつつ、ストーリーに引き込むところが良いですね。
 最初の展開が緩やかな映画は、眠気との戦いになるのですが(試写会って夜だからね……)、その点、マダガスカル2は素晴らしい。目がパッチリ開いて画面にひきつけられます。

 で、生い立ちの描写の後、主人公のライオン・アレックスが動物園送りになり、人気者になり、どうやら動物園を脱走し、そしてどこかの島?に行き着いたらしい事が分かります。
 この辺が多分1のストーリーってことでいいのかな?
 で、その島から出発するシーンから本編スタート。
 軽い流れで大体のストーリーが分かるのはいいですね。細かい状況はサッパリ分かりませんが(なんで島の動物の人気者扱いになっているのかとか)、「それじゃあ出発!」とさくさく旅立っていくので、それほど置いてきぼり感はありません。どちらかというと、主要キャラの個性の顔見世シーンといった印象でした。

 さて、ここからがメインです。ストーリーは、アメリカ・ニューヨークに帰ろうと乗り込んだ飛行機がアフリカに墜落するところから。運転手はペンギン!これがまた、軍人キャラちっくで大変楽しい。
 マダガスカル2を通して言える事なのですが、キャラがみんな個性的で楽しいですね。これは、エンターティメント映画として、とてもいいことだと思います。前作が分からなくても、キャラの魅力があるから大丈夫といった感じです。

 ここから「井の中の蛙」とか「都会の動物園と野生の暮らしのギャップ」とかに触れて、それを乗り越えていく物語になっていきます。
 メインの動物は4匹。でもみんな魅力的に、そういった大きな壁を越えていく姿は、なかなか涙を誘います。じわじわきました。
 特に「群れの中のシマウマはみんな一緒」「自分が出来ることはみんなできる」「『自分』だけの個性はどこにあるの?」といった苦悩は人間にも近いものがあって、グッときますね。

 途中、アフリカ観光に来ていたニューヨーク市民との接触なぞもあって、動物園の動物は人間と仲良くなれるんだよー、なんてシーンがあるのですが(アメリカの動物的には、自分を狩猟する人間=敵、なので、本来ありえないこと)、野生と動物園の対比が上手く生かされていて、そこもいい。
 海外のアニメ映画は、日本のアニメが忘れつつある「単純明快で面白くて、扱っているテーマが深い」という作品が多いわけですが、これもそう。ギャグコメディ映画と侮ってはいけません。すごくいい作品です。
 ちなみに、ニューヨーク市民の中には、なんかすごい「超パワフルおばあちゃん」がいるのですが、このおばあちゃんが何者なのかが、この映画で一番の謎でした(笑)たぶん、1にも登場しているんでしょうけど、公式サイト見てもキャラ紹介が無いからなー。これは、そのうち1を見るときまでの楽しみにしておきます。

 そんな感じで大変面白い映画でした。上映時間は約90分。あっという間でした。
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2009/03/05 (Thu) 22:06 | 映画 | コメントする(0) | Trackback(0)
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