魔法飛行 (創元推理文庫) 今日の読書は加納朋子さんの「魔法飛行」です。
 この前読んだ「ななつのこ」の続編。
「ななつのこ」の主人公が、前回のななつのこで起こった出来事を経て、自ら小説を書き始めるというおはなし。
 彼女が書いた小説の中身は、何故か彼女の知らない人の手に渡っており、謎の感想文が届くのですが……という流れで進んでいくミステリー。

 まず、「ななつのこ」を読んだ事があって、面白かったと思った人なら絶対に買い。
 ダメだった人は、きっとこの雰囲気も面白いと思わないと思う。
 ななつのこを知らない人は、ななつのこから読んだ方が、絶対に面白いと思う(そこはかとなく、ななつのこのオチも分かってしまうし)。

 この作品の楽しいところは、キャラクターの視点の活かし方だと思う。
 謎解きの過程に、キャラクター視点ゆえの推理や事情が絡んでくるのですね。で、そこがとても面白いわけです。
「駒子というフィルター」を通して見る事件や出来事なので、駒子の視点が真実であると思い、それゆえに負けてしまう。
 でも、そこもまた本の醍醐味かなとは思う。

 詳しく紹介するとネタばれになりそうなので避けますが、前回の「ななつのこ」が非常に面白くで、加納朋子さんという作家に興味があるなら、絶対に読んで損の無いシリーズじゃないでしょうか。
 個人的には、かなりオススメ。
 これから読む人は、ななつのこと魔法飛行の一気読みなんて、楽しそうだなぁと思ったりしたりみて。
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2007/12/15 (Sat) 23:30 | | コメントする(0) | Trackback(0)
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