魔王城殺人事件 最近は体が本調子じゃないので、早めに布団に入って読書するようにしています(ゲームやパソコンは体の負担が大きいから)。
 本も結構疲れるんだけど、本の方が、眩しくないからまだ多少はね。

 というわけで、最近読んだのはこれ。
 歌野晶午で「魔王城殺人事件」です。
 これも「ミステリーランド」シリーズの中の1冊ですね。

 ストーリーは、いわゆる少年探偵もの。
 友達と「探偵クラブ」を結成し、今度は町外れにある通称「デオドロス城)」の謎に挑む事にした主人公達。
 忍び込んだ敷地内の小屋で、なんと殺人事件の死体を発見! ところがその死体は、ちょっと目を放した隙に消えてしまったのです。出入り口の前には、主人公達がいたのに!

 ……という感じで、少年探偵団が忍び込んだ先で遭遇した死体、そして死体が消えた謎を解き明かしていくミステリーです。
 面白いのは、主人公達が謎を解き明かす! という展開とは少し違うところ。事件を目撃した事で重大な情報を得る子供達だけど、子供達だけでは謎を解くことは出来ないのです。
 テレビや警察からの情報。警察側の人間が、子供の情報を踏まえた上で行う更なる調査。そういったシーンが織り込まれて、最後に「解決」するんですね。
 ここが、単純な少年探偵物とは少し違っていて、でも「どこかに本当にありそうな話」っぽさが増している所かなぁと思います。

 あとは、この作品の「わたしがこどもだったころ」(作者のあとがきっぽいもの)が、面白かったです。
 ミステリーランドの作家さんは、子供にとって楽しい「あとがき」を書く方が多いですね。作品を読み終えた後に、このオマケ的なページである「わたしがこどもだったころ」を見るのが好きです。
 今回も最後で「ああ、そういうことなんだ」と、短い文章ながらミステリー的なお話が楽しめました。本編とあわせて、2度美味しいですね。

魔王城殺人事件魔王城殺人事件
歌野 晶午


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

スポンサーサイト



2007/08/22 (Wed) 00:50 | | コメントする(0) | Trackback(0)
 | HOME |