1つ前の記事の「ラインの虜囚」と一緒に入手したのがこれ。
 やっぱりミステリーランドの1冊で、殊能将之さんの「子どもの王様」です。

 物語の舞台は団地。
 主人公が友達の少年から「子どもの王様」の話を聞くところからストーリーは始まります。
 空想ホラ吹きな友達の言うことだから……と、話半分で聞いていたのに、団地には聞いたのと同じ「子どもの王様」の姿が現れた!
 ……という感じで、その「子どもの王様」を巡りながら物語は進んでいきます。

 児童文学の皮を被ってますが、普通に大人向け(←講談社文庫とかから出ていそう)な内容になっています。
 どこがどういう理由でなのかを詳しく書くと、ネタばれになってしまうのが歯がゆいところですね(笑)

 日常の中の事件というのが、私が割と好きなタイプの内容だったのもあるのでしょうが、いい具合に緊迫感があって、思わずグイッと引き込まれて、ついつい一気に読んでしまいました。
 面白かったです。
 ただ、読後感がいいかというと微妙な所なので、太鼓判は押し難いかも(笑)とりあえず、私は睡眠時間を削りながらも一気に読破したくなるくらい面白かったとだけ書いてみます。

 そういえば、殊能さんといえば「ハサミ男(この方のデビュー作)」が映画化されるような話を数年前に聞いた記憶があるのですが、その企画って、結局どうなったのかなぁ……全然話題を聞かないので、もしかして頓挫しちゃったのかなぁとか、ちょっぴり残念に思ったりして。

子どもの王様子どもの王様
殊能 将之


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2006/09/01 (Fri) 00:50 | | コメントする(1) | Trackback(0)
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