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なんでも魔女商会 お洋服リフォーム支店 (おはなしガーデン)
 「なんでも魔女商会 お洋服リフォーム支店」を読みました。
 児童書です。文字が大きくて、ふりがないっぱい、挿絵もいっぱい。小学生低学年くらいの女の子向けかな?みたいな本です。子供向けの本だけど面白い、と聞いて読みました。

 面白かったです!
 最近引っ越してきた主人公「ナナ」ちゃんが近所の森の中で見つけたのは、小さなお店。その名も「なんでも魔女商会、お洋服リフォーム支店」!
 お店の店主はナナと同い年くらいの女の子「シルク」。シルクの傍には「めしつかいねこ」の「コットン」が一緒です。そんなシルクの店にやってくる、お洋服リフォーム依頼を巡る人間模様とかが描かれています。依頼人は動物だけど。(ねずみの依頼で、くまさんのためにドレスを作るお話でした)

 シルクのツンデレぶりとか、コットンの執事ぶりとか魅力です。ナナちゃんが可愛い普通の女の子なので、共感しつつ、ほわほわします。
 ストーリーも、心温まる、ほんわかーな感じで。癒されますね。
 ただ魔法でちょちょいのちょい、でお洋服を作るだけじゃ2流だ、みたいな、職人としてのこだわりとか持論とかを持っているシルクちゃんが非常に可愛いです。子供向けの本だと侮るなかれ、ですよ。きちんと考えさせられるテーマを織り交ぜられており、これは非常にいい本だと思います。
 いい年した大人なので「文字大きいなー」とかは思いますけど、物足りない感じはぜんぜん無いです。さすがにすぐ読み終わってしまいましたけど(苦笑)。でも1時間くらいのボリュームはあります。

 イラスト満載な本は、ある程度の年齢になるとコドモっぽいと思うようになるわけですが、まあ大人になってしまえば、あんまり関係ありませんから。今読むといいものですねー、こういう本。楽しくなります。可愛いイラストが多いんですよ、これがまた。大人が読んでも十分に楽しめる、という意味で、いい拾い物をしました。
 シリーズいっぱい出ているようなので、次のお話もまた読んでみようかなと思います。
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2013/02/10 (Sun) 13:08 | | コメントする(0) | Trackback(0)
「フリーター、家を買う」を読みました。
 前にドラマ化されているのですが、当時見ていませんでした。これが初接触です。

 主人公は「今時の若者」。入社して3ヶ月して「俺の働く場所はここじゃない」とか言いつつ会社を辞めてしまい、再就職を目指すも再就職が見つからず、バイトは長続きしない。
 そんな主人公の母親が、重度の鬱病になってしまったことに気づいた主人公。責任の一端が自分にあると感じた主人公。就職して、母親がのんびり暮らせる家(のんびり生活できる環境に引っ越せば、病状はよくなるだろう……と主治医に言われている)を買うために、俺頑張るよ!
 ……みたいな感じの話です。

 読んで最初に思ったのは「なんちゃって鬱病を目指したい方の、最初の第一歩に向いていそう!」でしょうか。鬱病って必ずしもこうとは限らないんですけど、こういう鬱病あるよねー、って内容がじっくり描写されているので、なんちゃって鬱病患者を目指したい人が読むといいですよ。非常に参考になるかと思います。ただし、これを読んでもなお、なんちゃって鬱病患者をやりたい気持ちが残っていればいいですね。

 有川さんの作品には、割とよくある展開なんですが、主人公のサクセスストーリーなので一度軌道にのったら「えー、なんでそんな展開に? どしてそんなにうまくいくわけ?」ってなる本でした。つまらないわけじゃないんだけど、うーん……できすぎ展開、に見えてしまうのかな。
 主人公の就職、まではOKだったんですけど。就職後の展開がなー。仕事うまくいきすぎ。これは単に、主人公が「類稀なる力の持ち主なのに、その使い道を知らない、というだけの天才でした!」という扱いじゃないですか。再就職できたあと、こんなポンポンなんでもかんでもいろいろできなら最初のフリーター期間に何か閃いて起業してるんじゃないかなこれ……。たとえ当時主人公がダメ人間だったとしてもだ。ダメ人間でも天才ならそうなるわけで。そうならなかったから、凡人なのであって、こういう成功いきなりできるはずないでしょー、とか思っちゃう。
 なんか納得いかぬ。

 納得いかないといえば父親ですね。引越しするのなんて簡単なのに、引っ越さない。何度いわれても引っ越さない。でも最後に主人公が持ちかけた時は何故か応じる。
 なんでやーん。このタイミングで父親が急に引越しに同意する意味が分からない。このタイミングまで引っ越さないんだったら、永遠に引っ越さないだろこれもう……小説のエンディングだからそうなった、としか思えないシーンに感じられてしまって。ぬーん、納得がいかない。

 なんだか、イマイチです。中盤までは面白かったけれど、後半はご都合主義とか、ご都合展開って感じがして。有川浩さんの作品は、それを力技で押し切って「まあ面白いからいいじゃない!」ってところがあると思うんですけど、今回パワー不足で押し切れてないのでは、みたいな印象でした。

 でも途中までは面白かったので、最後うぬぬぬ……ってなる可能性があるって踏まえた上で、であれば、まあオススメいたします。

 ちなみに図書館で借りましたが、ドラマ化した割に有川さんの作品にしては予約待ち0、すぐに借りることが出来たんですよね、有川さんの作品は、割と何でも予約の順番待ちが必要って感じなのに。
 ……予約数って人気に比例するものではない、と思っていたのですが、この本を読み終わったら、なんとなーく納得しました。なるほどなあ、予約数って結構正直だわ。
 作者が有川さんで、ドラマ化もしているので、図書館においてあるところは結構あると思います。私のように図書館で借りるっていうのが、いいかもしれませんね~。
2013/02/09 (Sat) 19:58 | | コメントする(0) | Trackback(0)
田村由美-生命の熱量- (フラワーコミックス) 先日、漫画コーナーを歩いていたら、こんな本を売っているのを見つけまして!
 かっこよくて高級そうなケースに入った、分厚い短編集。サイズはA5で普通の漫画のコミックスよりも大きめ。そして、別冊付録としてイラスト集までついてくる!
 という凄い本で、お値段2600円+税。

 こんな本が出ているだなんて知らず、本屋でいきなり発見して釘付けです。というのも私、田村由美さんが大好きなもので。書店で見かけたものには帯が巻いてありましたが、そこに収録作品が書いてあるわけです。

「女神が落ちた日」「4人の女」「霧の家」「不幸作家と呼ばれたい」「彼女は誰を殺したか」「きねづかん」「踊る教室」。
 うん、全部タイトルだけで内容わかる(笑)。どれも面白いのばかりです。
 田村由美さんというと、長編で有名って印象ですが、でも短編がね。読み応えあるんですよ。人間の内面にずぶずぶ入り込んで、きっつーく「ぐさぐさっ!」とやりつつ、でも面白いなあっていう読後感を与えていってくれる、良作いっぱいなんです~。

 私は田村さんの短編だと「きねづかん」が一番好きなのですが、それが収録されていて。比較的最近の田村さんの短編の中では、わりかしライトで明るくてほのぼのーとする作風の「不幸作家と呼ばれたい」も読んでて楽しい作品ですし、「4人の女」は、田村さんの作品では割と多いダーク系ではあるものの非常にせつなく、心理描写がそこまでエグくないので、読みやすくて読後感が良くて泣ける。「踊る教室」も、気が強くて男勝りの女の子が恋……するわけじゃなくて、戦って戦って戦う話だったりとかして。
 田村さんといえば、「少女マンガと思うな」な作風が特徴なんですけど、この辺の短編も割とそう。中学生や高校生の女の子が恋をする、みたいな話はではありません。BASARAみたいに、そこまでバトルもの戦記ものって感じでもないし、7SEEDSのようにサバイバルって感じでもないのですが。
 人間ドラマが描かれる、というのは共通しているから、いろいろ考えさせられる内容ではあります。
 ……下手にコメントするとネタバレしそうだからー。この辺にします。

 とにかく面白いので、ぜひ読んでください。とオススメしつつ。

 別冊付録の画集は、代表作「BASARA」と、現在連載中「7SEEDS」のリバーシブル仕様。それぞれ32ページずつ作品紹介、キャラクター紹介、インタビューがイラストと一緒に掲載されています。カバーと思いきや、はずすと折りたたまれたBASARAのポスターになるという、嬉しい仕掛けもくっついてますよ。
 この別冊の7SEEDS側が、今までの話がいい具合に纏まっていて、なおかつキャラ紹介でメインキャラが分かりやすく纏まっており、「今までのおさらい」にちょうどいい感じです。これすっごくいいと思いますね。BASARA側は、たぶん私の思い入れが強いせいだと思うんですけど、32ページのまとめじゃ物足りない(笑)イラストもストーリー紹介もキャラ紹介も、もっともっと欲しいよ!てな感じで……すんごくBASARA読みたくなって困ります。徹夜くらいじゃ全然読み終わらないボリュームなのに!
 というわけで3000円と、漫画にしてはお高めですが十分満足しました。買ってよかった。

 あとがきによると、田村由美さんは今年デビュー30周年なのだとか。30周年! そんなになるのですね。今後もいっぱい、面白い作品が読めるといいな、楽しみです。
2013/02/06 (Wed) 23:38 | | コメントする(0) | Trackback(0)
 最近、本の感想は読書ノートにつけていたのですが、なんかやっぱりblogで書くことにしようかなーと思ったので今年からまた、本を読んだらblogに記事をつけていくことにします。

 というわけで今年最初の読書。有川浩さん「ヒア・カムズ・ザ・サン」です。

 この本はちょっと変わっていて。7行のあらすじがまず最初にあり、それを元に別々の人が別々に作品を仕上げていく面白い企画によって生まれた作品のひとつ。これは小説ですが、別のクリエーターさんは演劇の脚本を書いていたりもします。
 さて、作品の元になった「7行のあらすじ」ですが、これは、
==========
真也は30歳。出版社で編集の仕事をしている。
彼は幼い頃から、品物や場所に残された、人間の記憶が見えた。
強い記憶は鮮やかに。何年経っても、鮮やかに。
ある日、真也は会社の同僚のカオルとともに成田空港へ行く。
カオルの父が、アメリカから20年ぶりに帰国したのだ。
父は、ハリウッドで映画の仕事をしていると言う。
しかし、真也の目には、全く違う景色が見えた……。
==========
 という内容になっています。
 なるほど、大まかなものは決まっているけど、根幹は扱う作家任せですね。キャラもざっくり主人公の設定があるくらいで、カオルなんかは結構人によって色々な味付けが出来そうな程度の扱いです。他のキャラなんて、もう好き勝手にしなさい、ってレベルですよねー。
 これは面白そう。

 さて、この本には2つの話が収録されています。有川さんが、このあらすじから書き上げた本編と、その後おなじあらすじを元に書き上げられた脚本で上映された演劇を見たあと、更に別パターンとして書かれた作品(パラレル版、と本のほうには記載されています)。
 まずそもそも「ひとりの作家が同じモチーフで2つ話を書き、その両方が収録されている本」というだけで結構面白い感じです。
 で、読んでみた感想はというと。

 面白いです。なるほど、このあらすじからこうして、こうなって、こんな風に膨らませてこうドラマが出来上がるのか! 
 という流れがイメージできて非常に面白かったです。
 1作目は、主人公の能力を生かした「謎解き」パートのカタストロフが、たまらなくいいです。謎というのは、つまり「カオルの父親に秘められた事情(真相)」なわけなんですけど、これはもう胸にぐっときます。たまらない。
 真也はカオルにコンプレックスを持っているのですが、そのシーンを通じて「真也が自分で思ってるほど器の小さい人間じゃない」ことが分かる演出があったりして、そういう細やかな仕掛けが好きです。自分がサイコメトラーじゃなかったら、こんな風に人の心の機微なんて分からないし……とクヨクヨジメジメしている真也ですが、彼はきっと、この能力無くても気遣いの人だろうなあ、と思わせてくれる細やかな仕草の描写があるのです。序盤のこのシーン、カタストロフの場面の次に好きです。

 2作目(パラレル版)は、うってかわって謎なんてものはサッパリ無し! ド直球にホームドラマです。これはこれでいいんだろうけど、1作目のカタストロフが気に入っている身としては、寂しく感じますね。もっと仕掛けが欲しかったです。
 あと父親が格好悪すぎるのです。フィクションなんだから、格好悪くて夢壊れる感じの父親と、それに傷つく娘なんて構図は読みたくなかったなあ。
「親に期待してはいけない」「諦めることからはじめよう」という話には、こう、なんといいますか、夢も希望も無い感じがして……。個人的には、1作目だけで十分でした。2作目は読まない方が、読後感が良くてよかったかも、という感じです。
 でも、ぜんぜん違う話にはなっていたので、同じモチーフで別々の話が楽しめるという意味では、お得っちゃお得かもしれません。

 1点、この本を読んで非常に面白かったこと。
 それは私があらすじを読んで、「カオルは男」だろうと思っていたら、収録されている2つの作品どちらも「カオルは女」として登場していたことでしょうか。
 なるほどなあ!

 このカオルの性別の件だけで物凄く楽しめたので、非常に読む価値がありました。なのでまず、最初に7行のあらすじから、内容を出来るだけ具体的に想像して、それから実際に本文を読みはじめることをオススメします。たぶん、それでこの本かなり面白くなると思いますよ。

ヒア・カムズ・ザ・サン
ヒア・カムズ・ザ・サン
2013/01/29 (Tue) 23:43 | | コメントする(0) | Trackback(0)
 調子に乗って漫画また買ってみたら当たりだったの図。
 池ジュンコさん「BEAR BEAR」1巻です。

BEAR BEAR 1 (花とゆめCOMICS)
 掲載誌は「LaLaDX」。コミックス発売記念でLaLa本誌の方に読みきりが載っていたのですが、それを読んでクリーンヒットしたのでコミックス買ってきました。
 なので厳密な意味では、前のような表紙買いではないのですが。でもまあ収録されている話の内容を知らずにコミックスを買った、という意味では一緒なので!
 
 見ての通り、女の子とクマの着ぐるみのラブコメ漫画です。
 主人公の春佳ちゃんがですね、小っちゃ可愛い身悶えるほど可愛い女の子なんですよ! ミニマムで、そのせいで「男の人が大きいから苦手」という可愛い女の子なのですが。
 そんな春佳ちゃんが気になる相手は、デパートの屋上遊園地にいる「くまさん」! 
 中身が男の人かもしれなくても、くまさんなら大丈夫、こわくないもん!
 ……みたいな感じで始まっていくラブコメです。
 (ここからちょっとだけネタバレ)男の人が怖い春佳ちゃんのために、勤務時間外も頭だけくまさんの着ぐるみを被って一緒にいてくれる、くまさんこと犬飼君がとっても素敵です。見た目はくまさんだけど中身は……みたいなところとか、定番の王道だけど萌えますね!

 かわいいー、かわいいよ。かわいいです。和みます、癒されます。
 くまさんがとってもいい感じです。そして頬がゆるむおはなしばかり。たまりません。
 というわけで面白かったです。おすすめです。
 いわゆる典型・王道ラブコメなので、そういうの苦手な人には辛いかもしれませんが、そうじゃなければきっと面白いですよ!ああもう、たまらない!(じたんばたん)

 店頭では帯があったので、表紙イラストはくまさんのヘッドホンよりも下は隠れてしまっていたのですが、この本は帯無い方がいいですね。散らばってるパーツかわいいよー。

 にしても、最近LaLaDXを全然読んでいなかったことを、こんなに悔やむことになるとは!すごく面白いのに、こんなに面白い作品を知らずにいたとは(がっくり)……みたいな。
 しばらく、この作品の為にLaLaDXちゃんと買おうかなとか思ってます。いやだってほんとに面白いんですもの可愛いよー、超なごむ。

459219599XBEAR BEAR 1 (花とゆめCOMICS)
池ジュン子
白泉社 2012-12-05

by G-Tools
2012/12/16 (Sun) 00:32 | | コメントする(0) | Trackback(0)
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